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♬童謡の歌詞に込められた想い-今オルゴールで蘇る!!-Ⅰ
- 2020/06/21
【♪背くらべ 】
「♪柱のきずはあととしの5月5日の背くらべ・・・・・・」
この歌が発表されたのは大正後期のころですの頃です。
それにしても何故去年でなく、おととし(一昨年)なのか。
そこには作詞者"海野厚"さんの悲しい物語がありました。
"海野厚"さんは7人兄弟の長男として生まれ弟3人・妹3人でした。
中でも歳の離れた一番下の弟が可愛かったようで*背くらべ*
はこの弟の気持ちになって気持ちになって作詞されています。
北原白秋氏に認められ,東京で童謡の作詞家として始めようとした
人生だったのですが,病に冒され弟や妹の待つ静岡へ帰りたくても
帰れなかったのです。
「弟の背丈を計ってやったのは去年は行けなくておととし(一昨年)
だったなあ」そんな気持ちが歌詞に込められています。
この歌詞に作曲家中山晋平の曲が付いてレコードが発売され
ました。
何カ月か後、"海野厚"さんは肺結核のため28歳の若さで
亡くなりました。
故郷の静岡市駿河区曲金の西小学校の体育館横に歌碑があります。
*背くらべ*のオルゴールが作者の心を語りかけている奏でです。
https://www.orgel-gallery.jp/SHOP/MM801-LV.html
当店オルゴールで「♪背くらべ」指定でオリジナルオルゴールを
お届けしています。